NAETアレルギー除去療法とは?2


たとえばスギ花粉症のように、アレルギーのあることがはっきりしている原因物質がある場合、それだけを治療すればいいように思えますが、NAETでは、それでは失敗します。

有効性が感じられなかったり、他の不都合な症状が出てきたりするのです。

それは、実際に見つかっているアレルギーはほんの一部であって、誰でも、その下に沢山の隠れたアレルギー(NAETで言う意味での)を抱えているからです。

山ほどのアレルギーが重なって、体がかばって補ってきたのが限界に達し、隠しきれなくなった時に、目に見える症状が出てくる、と想像してみて下さい。

不用意に、見えている一部だけをいじることは、今まで体が何とかかばおうと作ってきたバランスを、壊してしまうことになります。

ですから、まずベーシック15で、体の基礎作りをするのが安全な方法だと、NAETでは分かっています。

基本的な栄養素や体内物質にアレルギーがあり、それらが体内で有効に働いていない状態では、充分な治癒力が発揮できず、脳の認識の変化に適切に対応していくことができません。

ベーシック15の施術中から、何らかの体調不良が改善したり、今まで感じていた不快症状が取れる方もいらっしゃいます。

1項目するごとに、それに関する体内でのエネルギーの反発や流れの障害が除かれ、体がより良く働くようになっていきます。

いったんOKとなった項目を、同じ形や違う形で、再び施術することもありますが、それも、さらに深い部分の問題が扱える段階になったということを意味します。

体を変えていくのは、とても根気の要る作業です。
数年がかりで、取り組んで頂く必要があるかもしれません。

NAETを知る海外の人には、「50回100回当たり前」と言われたりもしているようです。

NAETの考えるアレルギーの範囲は、西洋医学で捉えられているものよりずっと広いので、いわゆる「アレルギーの病気」ではなくても、適応になります。

体内でのエネルギーの反発ですから、体が本来の能力を発揮することを損ない、あらゆる形での体調不良の原因となり得ます。

今まで、Dr.デビが扱ってきた病気は、急性および慢性の痛み、ADHD、喘息、関節炎、注意欠陥障害、免疫疾患、自閉症、腰痛、化学物質過敏症、慢性疲労症候群、消化器疾患、失読症、感情のアンバランス、精神疾患、線維筋痛症、内分泌疾患、多動症、不妊、不眠、学習障害、更年期障害、片頭痛やその他の頭痛、筋骨格系疾患、急性および慢性のアレルギーに関連した小児科疾患、月経前症候群、食物・環境物質などのアレルギー由来の健康問題などと、実に多彩なものです。

現代医学で上手く解決できない、つらい体調不良に悩まされている方や、 より良い心身の健康状態をお望みの方が、施術を受けておられます。

なお、NAETはまだ生まれたての、発展途上の方法です。

施術者も毎年研修を受け続け、その度新しい発見や改善点を学んでいます。
ですから、今後も変化していく可能性のある、いまだ未知の部分の多い方法であることは事実です。

施術者は、その時点でベストの治療をすべく、日々研鑽しておりますので、よろしくお願いします。


《NAETをお受けになる時の注意点》へ進む
《NAETアレルギー除去療法とは?1》へ戻る
《診療内容説明》へ戻る
トップページへ