代替医療に取り組もうとなさるとき、未知のものですし標準的治療ではないですから、不安な方も多いと思います。 その療法の科学的実績などが書かれたきちんとした資料があれば、不安軽減の助けになるでしょう。 こうした過去の医療研究データをよりどころとして方針を決めていくことを「根拠(エビデンス)に基づく医療」と言います。 NAETには少数ながらエビデンスが存在しますので、ご紹介します。 |
1)ナムブドゥリパッドのアレルギー除去療法(NAET)でピーナッツアレルギーが軽減した1例
"Alleviation of Peanut Allergy Through Nambudripad's Allergy Elimination Techniques (NAET)", Roy Nambudripad, MD; Global Advances in Health and Medicine (GAHMJ). 2014;3(4):40-42, www.gahmj.com
"Improving Communication Skills in Children With Allergy-related Autism Using Nambudripad’s Allergy Elimination Techniques: A Pilot Study". Jacob Teitelbaum, MD; Devi S. Nambudripad, MD, PhD, DC, LAc; et al., Integrative Medicine 2011:10(5):36-43
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NAET JAPAN内掲載メディアから、それぞれの論文の内容と日本語訳をご覧下さい。 以上は医学文献です。 一般向け家庭医学書でNAETが言及されている、以下の本もあります。 |
シルヴィア・ゴールドファーブ「アレルギーからあなたを守る7つの方法」第8章 ネコパブリッシング、2002年 |
なお、上記文献1)では、IgEを含む正式な西洋医学的検査で明らかにアレルギーの改善が得られていますが、当院院長もこのNAET施術の継続により、アレルギー度を示唆する血中IgE数値の顕著な改善を得ています。そのIgE検査結果の経過は、こちらからご覧になれます。 |